扉が開いたのは右側、女子更衣室側でした。
私は物音を立てないよう、息づかいにも気をつけて左の女子マネ室に移動し、
そこから脱出しようと思いましたが、
運が悪いことに間もなくマネージャー室からも扉が開く音が聞こえました。
更衣室には二人、マネ室からは一人の気配を背中で感じながら、
私は棚と窓の隙間に身を潜め
身動きがとれない状態になりました。
身動きがとれない状態になりました。
今見つかったらもう最後…
下半身もまだ何も身につけていないままですから何も言い訳できません。
私の心臓は、緊張と恐怖で周りに聞こえてしまうのではないかと思うくらい
鼓動が激しくなっていました。
鼓動が早まるにつれ呼吸も苦しくなり、荒くなる息づかいをなんとか抑えようと
必死に息を殺していました。
せめてズボンとパンツくらいはいて、
チンポ丸出しの状況くらいは何とかしないといけないと思い、
パンツの位置を確認するため視線を足下に向けました。
その時、私の目に映った股間は、こんな危機的な状況にもかかわらず、
さっきまでTシャツの香りを
堪能していたときと同じくらい、
堪能していたときと同じくらい、
いやはっきり言ってそれ以上なくらいバキバキに勃起していたのです。
「なんでこんなピンチなのに勃起してるんだ…」
男子が決して入れず、夢にまで見ていた女子更衣室…
そこで見つかりそうになり、
少しでも物音を立てればバレてしまうような場所に隠れている自分。
隠れているその格好は下半身丸出し…視線を上げれば目の前には窓。
それも右半分こそカーテンが閉まっているが、
左半分のマネ室のカーテンは開いていて、隠れている自分からも外の様子が丸見え。
つまり外からも、マネ室側から更衣室の方を見てみれば、
下半身丸出しで立っている私の姿が丸見えなのです。
「俺・・今・・すっごく変態だ・・・」
私は緊張と恐怖で鼓動が激しくなっているものとばかり思っていたのですが、
それだけでなく、実はこんな変態な状況に陥っている自分自身に
興奮していたんだということを自覚しました。
その瞬間から、私の理性はどんどん薄れ、思考回路は下半身に支配されていきました。
「見つかったらおしまい・・」
頭の片隅でそう思いながらも、
私の手は着ていた学生服とワイシャツのボタンに手が伸びていきました。
背中に人の気配を感じながら、私はボタンを一つずつ外し始めました。
全てのボタンを外しても、まだ背中には気配を感じます。
そのまま私はそっと前をはだけました。窓にはうっすらと私の裸が映し出されました。
私の中からはもう恐怖はなくなり、むしろこんな興奮を味わえて幸せな気分でした。
そうこうしているうちに、更衣室からもマネ室からも人が出て行く音が聞こえ、
背中の気配は感じなくなりました。
しかし私の中にはもう部屋を脱出したいという気持ちはなくなっていました。
気配がなくなった瞬間、私はその隙間の中ではだけていた
上着を全て脱ぎ捨て、全裸になりました。
そして窓に向かって激しく勃起したチンポを握りしめ、そのまましごきました。
しごいたといってもほんの数回…あっという間に私は昇天しました。
ザーメンは垂直に飛び上がり、私の顔面を直撃する勢いでした。
膝をガクガクさせながらイッた私は、しばらく余韻に浸りましたが、
余韻が冷めた瞬間一気に恐怖が襲いました。
「早くこの場を離れなければ・・・」
私は一旦隙間から出て、服を抱えて扉の近くまで行きました。
そこで耳を澄ませて廊下の気配を感じながら急いで服を着て、
何とか無事に部屋を後にしました。
発射したザーメンは私の身体と脱いだ服についていたので、
そのまま急いでトイレに駆け込み
ザーメンの始末をして家路につきました。
ザーメンの始末をして家路につきました。
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